転結(読み)テンケツ

デジタル大辞泉 「転結」の意味・読み・例文・類語

てん‐けつ【転結】

漢詩で、絶句の第3句と第4句。転句結句。「起承転結

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精選版 日本国語大辞典 「転結」の意味・読み・例文・類語

てん‐けつ【転結】

  1. 〘 名詞 〙 漢詩の絶句で、転句と結句。第三句と第四句。
    1. [初出の実例]「朱飲山曰、〈略〉大抵起承転結、開合抑揚、総要雄渾、不卑弱」(出典:詩法詳論(1885)律詩)
    2. 「鏡湖水碧碧於油。遠近青山倒影浮。一笑此身似儺亜(ノア)。扁舟在不二峯頭。蓋し転結は、旧約聖書中、ノア(Noah)が大洪水の時舟に乗ってアララット(Ararat)山頂に泛びたりといふ物語あるを引用したるなり」(出典:兎糞録(1913)〈和田垣謙三八一)

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