転義(読み)テンギ

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精選版 日本国語大辞典 「転義」の意味・読み・例文・類語

てん‐ぎ【転義】

  1. 〘 名詞 〙 語のもとの意味から転じた意味。本義から転じて生じた意義。〔現代日用新語辞典(1920)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の転義の言及

【比喩】より

…〈あや〉とは,平常の表現とは異なって目立つ表現形式のことであり,たとえば,文型のあやとしての語句挿入,省略,転置,反復など,思考のあやとしての緩叙,対比,擬人など,100を越える型が技法として説明されていた。そういう多様な〈ことばのあや〉のうちで,とくに語の意味を変様させる表現形式は〈転義trope〉と呼ばれ,特別あつかいで詳細に研究されていた。〈転義〉は,後述するような隠喩,換喩,提喩,諷喩などを一括する総称であり,結果的には〈比喩〉ときわめて近い用語である。…

※「転義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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