軸丸村(読み)じくまるむら

日本歴史地名大系 「軸丸村」の解説

軸丸村
じくまるむら

[現在地名]緒方町軸丸

上自在かみじざい村の北にあり、西から北を大野川が蛇行しながら東へ流れる。緒方庄軸丸名の遺称地。正保郷帳に村名がみえ、田高二三七石余・畑高一二四石余、緒方郷に属し、柴山有、日損所と注記される。天保(一八三〇―四四)頃の御案内記(大久保家文書)では高六九三石余、反別八七町七反余、免八ツ一分の中の村で、物成は米四三一石余・大豆二一七石余、家数一二二・人数四八七、牛一五三・馬二七。旧高旧領取調帳では高七〇八石余。安永七年(一七七八)には軸丸組に属し、同組大庄屋喜兵衛の役宅があった(大庄屋・小庄屋・横目一覧「農民一揆」所収)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む