軸重(読み)じくじゅう(その他表記)axial weight

日本大百科全書(ニッポニカ) 「軸重」の意味・わかりやすい解説

軸重
じくじゅう
axial weight

鉄道車両の1対の車輪車軸(略称して輪軸とよぶ)が負担している車両の部分重量左右レールに及ぼす垂直力。片側の車輪とレールの間に作用する垂直力の場合は輪重と称する。走行中は車輪やレールの振動などのために軸重は多少変動する(動的軸重)が、単に軸重というときは静止状態にある場合の数値を示す。

 鉄道車両は車輪とレールの摩擦力によって転動推進する粘着力駆動を原理とする特質上、駆動力の伝達を受ける動軸の重量(動軸重)が、動力車の走行およびブレーキ性能を支配する要素となる。大出力の動力車が必要な場合で線路の規格構造に基づくレールの軸重負担能力が十分でない場合は、車両の動軸数を多くして動軸重の低減をはからねばならない。動力車はつとめて各動軸重が均等であることが望ましく、車両のばね装置や釣合梁(つりあいばり)によってバランスをとるとともに車両の機器配置の重量配分について設計・配慮が行われる。

[西尾源太郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む