普及版 字通 「軻」の読み・字形・画数・意味
軻
12画
[字訓] くるま
[説文解字]
[字形] 形声
声符は可(か)。〔説文〕十四上に「軸を接(つ)ぎたる車なり」とする。可に柯枝の意があり、本来は自然の曲木を用いたものであろう。轗軻(かんか)は双声、危途不遇をいう。〔広韻〕に「孟子、に居りて轗軻なり。故に名は軻、字(あざな)は子居」というのは俗説。孟子の字は子輿。軻と輿とは、名と字と対待をなす語である。
[訓義]
1. くるま。
[古辞書の訓]
〔立〕軻 タタス
[熟語]
軻峨▶
[下接語]
一軻・軻・轗軻・軻・接軻・尊軻
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報