軽塵(読み)けいじん

精選版 日本国語大辞典 「軽塵」の意味・読み・例文・類語

けい‐じん‥ヂン【軽塵】

  1. 〘 名詞 〙 軽いちり。薄く積もったちり。
    1. [初出の実例]「村雖小雨路未軽塵」(出典:翰林葫蘆集(1518頃)六・二十八日発禅菴)
    2. [その他の文献]〔王維‐送元二使安西詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「軽塵」の読み・字形・画数・意味

【軽塵】けいじん(ぢん)

ちりほこり。唐・王維〔元二の安西に使するを送る〕詩 渭雨、輕塵を(うるほ)す 客舍として、柳色新たなり 君にに盡くせ一杯の酒 西のかた陽關を出づれば故人無からん

字通「軽」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android