安西(読み)アンザイ

デジタル大辞泉 「安西」の意味・読み・例文・類語

あんざい【安西】

姓氏の一。
[補説]「安西」姓の人物
安西篤子あんざいあつこ
安西冬衛あんざいふゆえ
安西水丸あんざいみずまる

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精選版 日本国語大辞典 「安西」の意味・読み・例文・類語

あん‐せい【安西】

  1. [ 一 ] 中国甘粛(かんしゅく)省の県。天山南北路分岐点に当たり、西方との貿易で繁栄した。
  2. [ 二 ] 安西都護府略称

あんざい【安西・安斎】

  1. 姓氏の一つ

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日本歴史地名大系 「安西」の解説

安西
あんざい

[現在地名]静岡市安西一―五丁目・みや崎町さきちよう安倍町あべちよう八千代町やちよちよう柚木町ゆずのきちよう葵町あおいちよう新富町しんとみちよう

駿府城の北西賤機しずはた山南方の安倍町から北西に延びる城下横筋(横町)第一一行の両側町。北西端は安倍川と藁科わらしな川の合流点付近、北と南は明屋敷。安倍町方面より一丁目から五丁目に区画され、二丁目で縦筋(縦町)第二行の柚木町と交差する。一丁目北側の町裏に曹洞宗天桂寺瑞光ずいこう寺・、三丁目北側の明屋敷に真言宗宝積寺、四丁目南側町裏西端に曹洞宗大林だいりん寺、五丁目北側に十分一材木蔵がある(以上、町方絵図)。安西町ともいう(「駿河記」など)町名中世の安西郷の名を継承しており、付近には安倍郡安西井宮あんざいいのみや村や安西七石あんざいしちこく新田などからなる安西三新田がある。天正一五年(一五八七)三月七日の駿府浅間社新宮神主親貞注進状写(駿河志料)に駿府城修築のために同年に上知された地として「あんさい町」がみえる。一―二丁目は当初からの町で、寛永年間(一六二四―四四)には本安西丁と称された(駿河記)。三丁目は貞享年間(一六八四―八八)安西井宮村の検地高五九五石のうち四四二石を占め、同丁と四丁目の町並居屋敷地子一七石余は同村の村高に含まれていた(駿府広益)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「安西」の意味・わかりやすい解説

安西
あんせい / アンシー

中国、甘粛(かんしゅく)省北西部の瓜州(かしゅう)県の旧称。2006年改称。

[編集部 2017年6月20日]

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