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輸出補助金 ゆしゅつほじょきんexport subsidy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

輸出補助金
ゆしゅつほじょきん
export subsidy

輸出奨励金ともいう。輸出を促進させるために輸出企業に与えられる補助金。ダンピングと同様に比較優位構造をゆがめ,自由貿易による効率化をそこなうため,ガット輸出補助金を原則的に禁止している。価格競争力だけに着目すれば関税と同じ効果を国際収支に与えるが,関税が国内価格を上昇させ,国内消費減少,貿易縮小という自給自足的経済をつくり上げるのに対し,輸出補助金は貿易を拡大させる。また関税は輸出国企業からの所得移転となるが,輸出補助金は自国の負担となる。国際収支対策上行われることが多く,正当な利潤を上げえない企業にも適用されたり,外国の輸入需要弾力性が小さければ安売りしなければならず,交易条件の不利化や資源の非効率的使用を引起す。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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