轍鮒を枯魚の市に訪う(読み)てっぷをこぎょのいちにとう

精選版 日本国語大辞典 「轍鮒を枯魚の市に訪う」の意味・読み・例文・類語

てっぷ【轍鮒】 を 枯魚(こぎょ)の市(いち)に=訪(と)う[=見(み)る]

  1. 危急困窮目前に迫っているときに、救いの手をさしのべるのをためらえば、後でいくら救おうと努力してもかいはない、というたとえ。
    1. [初出の実例]「倘(もし)おん獼猴に怪我あらば、轍鮒(テッフ)(〈注〉ワタチノフナ)を枯魚(コギョ)(〈注〉ヒウヲ)の市に訪ふ」(出典読本南総里見八犬伝(1814‐42)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む