轟山古墳群(読み)とどろやまこふんぐん

日本歴史地名大系 「轟山古墳群」の解説

轟山古墳群
とどろやまこふんぐん

[現在地名]赤堀町今井

かす川の右岸に形成された丘陵南側斜面に位置。昭和一〇年(一九三五)の分布調査では四四基の古墳が確認された。近接する同様の丘陵斜面を利用して峯岸山みねぎしやま古墳群、多田山ただやま古墳群などが所在。小古墳からなる群集墳的形態をとる。これまでに六基(轟山A―C、F号墳、赤堀村二二二、二二三号墳)について発掘調査が実施された。A号墳が全長三〇メートルの前方後円墳である以外は、径一〇メートル内外の小型の円墳であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android