辞ぶ(読み)いなぶ

精選版 日本国語大辞典 「辞ぶ」の意味・読み・例文・類語

いな‐・ぶ【辞・否】

  1. [ 1 ] 〘 他動詞 バ上二段活用 〙 ( 感動詞「いな」に、動詞をつくる接尾語「ぶ」を付けた語 ) 承知しないということを表わす。断る。いやがる。辞退する。いなむ。
    1. [初出の実例]「兄猾罪を天(きみ)に獲(え)たれば事(こと)(イナフル)所無し」(出典日本書紀(720)神武即位前(北野本訓))
    2. 「国のうちにある身なれば、えいなびずして、米百石の分奉るといひて、とらせたり」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一五)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 バ四段活用 〙 [ 一 ]に同じ。
    1. [初出の実例]「何ぞ遂に謝(イナハ)むや」(出典:日本書紀(720)允恭元年一二月(寛文版訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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