事典 日本の大学ブランド商品 「農大オリジナルクッキー」の解説
農大オリジナルクッキー
東京農業大学〈生物産業学部〉(北海道網走市)の大学ブランド。
和製ハッカを用いてつくられるクッキー。北見の薄荷草は、1901(明治34)年頃持ち込まれた和種ハッカと呼ばれるもので、最盛期には世界市場の約70%を北見産の薄荷が占めるほどの名産品であった。しかし、第2次世界大戦後、海外産の安い薄荷の進出や合成薄荷(ミント)の出現などにより衰退。現在は栽培農家もわずかになっている。農大オリジナルクッキーは、貴重な和種ハッカの結晶を溶かし、北海道産小麦の生地に練りこんで焼き上げ、そこにホワイトチョコレートを挟んだもの。ヴァンノワールの鈴木製菓(北見市)が製造しているチョコレート生地にミルクチョコレートを挟んだものとの詰め合わせで販売。価格は、3箱セット(1箱12枚入り)2100円(税込)。株式会社東京農大バイオインダストリー「東京農大たくみ屋」取り扱い。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」事典 日本の大学ブランド商品について 情報