農田水利法(読み)のうでんすいりほう(その他表記)Nong-tian-shui-li-fa; Nung-t`ien-shui-li-fa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「農田水利法」の意味・わかりやすい解説

農田水利法
のうでんすいりほう
Nong-tian-shui-li-fa; Nung-t`ien-shui-li-fa

中国,宋代に王安石が行なった新法の一つ。田地の水利改良法で,地主富農の水利権独占を排除し,陂塘 (はとう) などの水利施設で灌漑を便にし,ひいては農業生産の増大を目的としたもの。神宗の煕寧2 (1069) 年に施行された。各路の常平官が事務を担当し,新規の事業などには,国が金融の便をはかるなど,相当の効果をあげた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む