富農(読み)フノウ

精選版 日本国語大辞典 「富農」の意味・読み・例文・類語

ふ‐のう【富農】

  1. 〘 名詞 〙 富裕な農民。
    1. [初出の実例]「子孫民間に交りても、富農に暮しける」(出典:歌舞妓年代記(1811‐15)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の富農の言及

【クラーク】より

…ロシア語のクラーク(拳)から出た言葉で,ロシア農村の富裕な層をさす。もともとは主として高利貸,買占人,投機業者などを意味したが,1890年代以降は,農村の資本主義的関係の発展を背景として,他人を搾取する富農を意味するようになった。しかしロシアの大半の富農は,ヨーロッパ的な意味での農業資本家とは異なって,みずから農作業に従事する農民という性格を維持していた。…

【零細農】より

…農家を経営規模にしたがって階層に分ける場合,一般に〈富農〉〈中農〉〈小農〉に区分されるが,日本の農家経営について,〈小農〉よりさらに小規模なものについていう用語。自家農業だけで家族の生計を維持するだけの経営規模をもたず,保有する生産手段も貧弱で,劣悪な生産条件にあるものをさす。…

※「富農」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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