辺波(読み)ヘナミ

デジタル大辞泉 「辺波」の意味・読み・例文・類語

へ‐なみ【辺波】

岸べに打ち寄せる波。へつなみ。
沖つ波―立つとも背子がみ舟の泊まり波立ためやも」〈・二四七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「辺波」の意味・読み・例文・類語

へ‐なみ【辺波】

  1. 〘 名詞 〙 海辺に寄せる波。岸辺にうち寄せる波。へつなみ。
    1. [初出の実例]「沖つ波辺波(へなみ)立つともわが背子が御船の泊り波立ためやも」(出典万葉集(8C後)三・二四七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む