迎ゆ(読み)むかゆ

精選版 日本国語大辞典 「迎ゆ」の意味・読み・例文・類語

むか・ゆ【迎】

  1. 〘 他動詞 ヤ行下二段活用 〙 ( ハ行下二段動詞「むかふ(迎)」から転じて、室町時代頃から用いられた語。多くの場合、終止形は「むかゆる」の形をとる ) =むかえる(迎)
    1. [初出の実例]「国境まで守護殿のをりゃる時、迎(ムカ)ゆるが法ぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)六)
    2. 「良婿を迎(ムカ)ゆるとも」(出典:人情本・恩愛二葉草(1834)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む