迎酒(読み)むかえざけ

精選版 日本国語大辞典 「迎酒」の意味・読み・例文・類語

むかえ‐ざけむかへ‥【迎酒】

  1. 〘 名詞 〙 二日酔いの悪い気分をなおすために飲む酒。むかいざけ。
    1. [初出の実例]「二日酔のひやうろうは水雑汁で半日ばかり籠城して、あくる日迎酒(ムカヘザケ)のいきほひで、辰巳へ向って打て出る」(出典人情本春色辰巳園(1833‐35)後)

むかい‐ざけむかひ‥【迎酒】

  1. 〘 名詞 〙むかえざけ(迎酒)
    1. [初出の実例]「花に酔は天に霞やむかひ酒〈以専〉」(出典:俳諧・口真似草(1656)一花)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む