近古史談(読み)キンコシダン

デジタル大辞泉 「近古史談」の意味・読み・例文・類語

きんこしだん【近古史談】

江戸後期の歴史書。4巻。大槻磐渓おおつきばんけい著。元治元年(1864)刊。近世初頭の武将逸話などを集め、論評を加えたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「近古史談」の意味・読み・例文・類語

きんこしだん【近古史談】

  1. 江戸後期の歴史書。四巻。大槻磐渓著。安政元年(一八五四成立、元治元年(一八六四)刊。「常山紀談」「武辺雑談」「武将感状記」「太閤素生記」などに見える英主名将忠臣の逸話一三〇条を漢訳し、各条ごとに短評を加えたもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android