近地村(読み)ちかじむら

日本歴史地名大系 「近地村」の解説

近地村
ちかじむら

[現在地名]朝地町朝地 近地

朝倉あさくら村の南西白岩しらいわ(四一〇メートル)の南・西の麓にある。地元では「ちかち」とよぶ。延応二年(一二四〇)四月六日の志賀村名々并上家分田畠在家等中分注文(志賀文書)みえる志賀村南方のうち近地名の遺称地。正保郷帳では近地村とみえ、田高九五石余・畑高三三石余、阿志野あじの郷に属し、柴山有と注記される。旧高旧領取調帳では高一五九石余。安永七年(一七七八)には直入なおいり郡三宅組に属した(大庄屋・小庄屋・横目一覧「農民一揆」所収)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android