近江かぶ

デジタル大辞泉プラス 「近江かぶ」の解説

近江かぶ

滋賀県大津市で生産されるカブ。扁平な形状の白カブ。肉質は緻密で食味良好。京都聖護院かぶ原種とされる。栽培歴史は400年とも言われるが、昭和期には栽培が衰退近年になって地域伝統野菜としての復興が試みられている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の近江かぶの言及

【カブ(蕪∥蕪菁)】より

…これが4kgもの大きさになる聖護院(しようごいん)カブで,のちに薄く切って千枚漬の材料とされるようになる。これと並んで近江カブ,大坂四天王寺付近で産した天王寺カブも大型,かつ,その美味をうたわれた。カブは種類を問わず種々の漬物にされることが多い。…

※「近江かぶ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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