近藤織部(読み)こんどう おりべ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「近藤織部」の解説

近藤織部 こんどう-おりべ

1813-1890 江戸後期-明治時代の武士,官僚
文化10年生まれ。伊勢(いせ)(三重県)亀山藩士。嘉永(かえい)3年(1850)家老となり,藩の兵制改革などにつくす。尊攘(そんじょう)派の公卿(くぎょう)三条実美(さねとみ)らと交流,禁門の変への関与幕府にうたがわれ幽閉される。慶応4年軍事奉行として復帰,明治2年大参事となった。明治23年8月3日死去。78歳。名は幸殖(さきたね)。号は鐸山。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android