精選版 日本国語大辞典 「返討」の意味・読み・例文・類語
かえり‐うち かへり‥【返討】
〘名〙
※浮世草子・好色二代男(1684)七「角彌最後の残念は帰り討(ウチ)に逢と云」
※浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)四「此場で返り討にすべきを、見遁すは今迄の誼(よしみ)」
※的例問答(江戸後)三「一、返り討に相成候得ば、家断絶に候事」
③ 転じて、一般に、相手にしかえしをしようとして、逆にまたやっつけられること。
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