迫西川村(読み)せいにしがわむら

日本歴史地名大系 「迫西川村」の解説

迫西川村
せいにしがわむら

[現在地名]十津川村大字迫西川

小坪瀬こつもせ村の西方、紀伊国日高ひだか(現和歌山県日高郡)境付近に立地十津川郷のうち。元禄郷帳に初めて村名がみえ「セイニシカハ」と訓ずる。村高二・二三三石、幕府領。安政四年(一八五七)の産物取調帳(十津川宝蔵文書)に杉角尺〆七〇本、檜角尺〆二〇本、椴栂松尺〆一一〇本、椶櫚皮六〇〇枚、楮一二貫目、椎茸三〇貫目、割菜二〇貫目、茶一二貫目、松煙六〇貫目、蜂蜜三貫目とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android