追儺召除目(読み)ついなめしのじもく

精選版 日本国語大辞典 「追儺召除目」の意味・読み・例文・類語

ついなめし‐の‐じもく‥ヂモク【追儺召除目】

  1. 〘 連語 〙 一二月晦日(みそか)追儺儀式の時に行なわれる除目。春の県召(あがためし)の除目、秋の司召(つかさめし)の除目にもれた人を任じた。追儺の除目。追儺。
    1. [初出の実例]「ついなめしの除目(ヂモク)にあひぬべき家々は、申文ととのへ」(出典四季物語(14C中頃か)一二月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android