追放つ(読み)オイハナツ

精選版 日本国語大辞典 「追放つ」の意味・読み・例文・類語

おい‐はな・つおひ‥【追放】

  1. 〘 他動詞 タ行四段活用 〙
  2. 追って他にやる。追い出す。追放する。おいはなす。
    1. [初出の実例]「山かげにやせさらぼへるいぬ桜おひはなたれてひく人もなし」(出典:散木奇歌集(1128頃)春)
  3. 放して自由にする。おいはなす。
    1. [初出の実例]「ケダモノヲ ヤマニ voifanatçu(ヲイハナツ)」(出典日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android