追追吟味(読み)おいおいぎんみ

精選版 日本国語大辞典 「追追吟味」の意味・読み・例文・類語

おいおい‐ぎんみおひおひ‥【追追吟味】

  1. 〘 名詞 〙
  2. しだいしだいに吟味していくこと。引き続き順を追って取り調べること。
    1. [初出の実例]「扨追々吟味の上令に従はざる者を捕へ、追院し還俗せしめ」(出典:草茅危言(1789))
  3. 江戸時代裁判で、今日の民事訴訟にほぼ当たる出入り筋の第二回公判以後の取調べをいう。第一回には、担当奉行自らが出廷し原・被告を対決させたが、第二回目以後には、奉行配下の留役らしか出廷せず、判決に達するまで何回でも吟味が継続されたところからいう。〔禁令考‐前集・第三・巻二三(江戸)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む