追陪(読み)ツイバイ

デジタル大辞泉 「追陪」の意味・読み・例文・類語

つい‐ばい【追陪】

[名](スル)他人につき従うこと。また、伴うこと。
「此形体に―して起る心意的状況は」〈漱石吾輩は猫である

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「追陪」の意味・読み・例文・類語

つい‐ばい【追陪】

  1. 〘 名詞 〙 ともなうこと。つき従うこと。おともをして歩くこと。
    1. [初出の実例]「僧と云者は、在家の者に交たりなんどし、旦那なんどに追陪せうには、知客置てはなににせうぞ」(出典:百丈清規抄(1462)四)
    2. [その他の文献]〔韓愈‐奉酬盧給事曲江荷花見寄詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「追陪」の読み・字形・画数・意味

【追陪】ついばい

あとに従う。

字通「追」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android