逆歩(読み)ぎゃくほ

精選版 日本国語大辞典 「逆歩」の意味・読み・例文・類語

ぎゃく‐ほ【逆歩】

  1. 〘 名詞 〙 自分が進もうとする方向と逆の方向に行くこと。また比喩的に、後退すること。退歩
    1. [初出の実例]「譬へば廻る車輪に、螻蟻の逆歩するが如し」(出典:乾坤弁説(1656)利)
    2. 「東漸は逆歩にして西行は順道なり」(出典:明六雑誌‐一八号(1874)西洋の開化西行する説〈津田真道〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む