逆相液体クロマトグラフィー(読み)ギャクソウエキタイクロマトグラフィー

化学辞典 第2版 の解説

逆相液体クロマトグラフィー
ギャクソウエキタイクロマトグラフィー
reversed phase liquid chromatography

移動相よりも極性がより低い物質を固定相として用いる液体クロマトグラフィー.液体クロマトグラフィーでは,固定相の外表面の極性と移動相(溶媒)の極性とが大きく異なるのが一般的である.もっとも一般的な固定相であるシリカゲルの外表面は,ヒドロキシ基(-OH)に覆われており極性が高い.シリカゲルに対し,もっともよく用いられる移動相はヘキサンであり,これはシリカゲル外表面に比べてはるかに低極性である.このように,極性がより高いものが固定相となる場合,順相クロマトグラフィーとよぶ.それに対し,逆相クロマトグラフィーでは,シリカゲル外表面の-OHをジメチル(オクタデシル)シロキシ基(-OSi(CH3)2-(CH2)17CH3)(一般にODSあるいは C18 と略称)に化学修飾した極性の低い固定相が用いられ,これに水-アルコール系,あるいは水-アセトニトリル系のような高極性移動相を用いて分離が行われる.展開順(移動速度の順序)は,一般に順相クロマトグラフィーと逆相クロマトグラフィーで逆転する.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

関連語 化学

1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...

松葉蟹の用語解説を読む