透門(読み)すかしもん

精選版 日本国語大辞典 「透門」の意味・読み・例文・類語

すかし‐もん【透門】

〘名〙
外部から内部がすいて見えるように扉をつくった門。〔書言字考節用集(1717)〕
築城で、扉の下半板戸にし、上を格子にした門。敵が門にとりついたとき、槍で突き、また、石などを投げられるようにしたもの。透き門。

すき‐もん【透門】

〘名〙 =すかしもん(透門)②〔甲陽軍鑑(17C初)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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