通り掛る(読み)トオリカカル

デジタル大辞泉 「通り掛る」の意味・読み・例文・類語

とおり‐かか・る〔とほり‐〕【通り掛(か)る】

[動ラ五(四)]ちょうどそこを通る。「―・った船に救助される」
[類語]通り合わせるさしかかる素通り

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「通り掛る」の意味・読み・例文・類語

とおり‐かか・るとほり‥【通掛】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「とおりがかる」とも ) たまたまそこにさしかかる。とおりすがる。
    1. [初出の実例]「能時分に通りかかって珍らしい市立を見物致す事で御座る」(出典:虎寛本狂言・磁石(室町末‐近世初))

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