精選版 日本国語大辞典 「通字」の意味・読み・例文・類語 とおり‐じとほり‥【通字】 〘 名詞 〙① 人の実名に、祖先から代々伝えてつける文字。たとえば源氏で頼朝、頼家、義家、義朝の「頼」「義」、平氏での清盛、重盛の「盛」などの類。[初出の実例]「是もとをり字と云て、家につく字が有といふが、わごりょの家には何をつくぞ」(出典:虎明本狂言・比丘貞(室町末‐近世初))② 世間一般に通用している俗字。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例