通安寺(読み)つうあんじ

日本歴史地名大系 「通安寺」の解説

通安寺
つうあんじ

[現在地名]福山市西桜町一丁目

福山城跡の西南龍淵りゆうえん寺の南にある。桃林山と号し、日蓮宗。本尊十界大曼荼羅。寺伝によれば山田やまだ一乗山いちじようさん城主渡辺四郎左衛門景が関ヶ原合戦後浪人、入道して朴安と称し美濃国に退き、日蓮宗に帰依し本法ほんぽう(現京都市上京区)の日通から曼荼羅および桃林山通安寺の寺号を授けられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ヒトメタニューモウイルス

(5)ヒトメタニューモウイルス(human metapneu­movirus: hMPV)概念 ヒトメタニューモウイルスはパラミクソウイルス科メタニューモウイルス属に属するウイルスで,急性呼吸器感染症...

ヒトメタニューモウイルスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android