通貨戦争(読み)ツウカセンソウ

デジタル大辞泉 「通貨戦争」の意味・読み・例文・類語

つうか‐せんそう〔ツウクワセンサウ〕【通貨戦争】

各国自国利益を確保するために、自国通貨を通貨安に誘導すること。輸出産業国際競争力を高めて、雇用拡大や国内経済の活性化を図るのが目的。積極的な金融緩和を行って通貨の供給量を増やすことにより、自国通貨相場を下落させるといった手法がとられる。通貨安競争

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android