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輸出産業 ゆしゅつさんぎょうexport industry

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

輸出産業
ゆしゅつさんぎょう
export industry

輸出を重要な販路とする産業。国際貿易で強い競争力をもち,国の輸出のなかで重要な地位を占め,生産量のかなりの部分を輸出に向けている産業。世界各国は国際分業のもとで貿易を行い,利益を上げているが,国際分業は気候,資源などの自然条件,労働力,資本,技術などの経済的条件に大きく左右される。このため輸出産業となりうる産業は国によって異なり,時代によって変化する。たとえば発展途上国では,依然として1次産業が輸出産業の中心である。日本では,第2次世界大戦前は綿業が輸出の王座を占め,戦後 1955年頃までは,繊維,雑貨などの労働集約的工業が輸出に重要な役割を果したが,その後は技術の進歩と生産力の増大によって,鉄鋼,造船,自動車,電気機械,化学製品など重化学工業が輸出の中心となった。日本経済が高度成長をとげたのは,世界需要の伸びの大きい重工業へ輸出産業を転換させたことが大きな要因といえよう。

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