日本歴史地名大系 「速川神社」の解説 速川神社はやかわじんじや 富山県:氷見市早借村速川神社[現在地名]氷見市早借上庄(かみしよう)川の上流滝尾(たきお)山の頂上にある。旧村社。「延喜式」神名帳射水(いみず)郡一三座の一つとされる。祭神は瀬織津姫神。近郷の早借(はやかし)・上田(うわだ)・谷屋(たにや)・新保(しんぼ)・小窪(おくぼ)・田江(たえ)・小久米(おぐめ)・日詰(ひづめ)の八ヵ村の惣社で、中世には神宮寺が栄え、四八坊があったといい、今も山中に月光坊・憲宗坊・金剛坊・真如坊などの名が残るという(式内社調査報告)。「越中国式内等旧社記」には「滝尾八幡神社、称滝宮」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by