造化の三神(読み)ゾウカノサンジン

デジタル大辞泉 「造化の三神」の意味・読み・例文・類語

ぞうか‐の‐さんじん〔ザウクワ‐〕【造化の三神】

古事記で、天地開闢てんちかいびゃくのときに高天原たかまがはらに出現し、万物生成化育の根源となった三神天御中主神あまのみなかぬしのかみ高皇産霊神たかみむすひのかみ神皇産霊神かみむすひのかみをいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「造化の三神」の意味・読み・例文・類語

ぞうか【造化】 の 三神(さんしん)

  1. ( 「古事記‐序」にある「乾坤初分参神作造化之首」から ) 神道思想上で、万物生成化育の根元神とする三神。天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)高皇産霊神(たかみむすびのかみ)神皇産霊神(かみむすびのかみ)三神の総称

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android