神皇産霊神(読み)カミムスヒノカミ

デジタル大辞泉 「神皇産霊神」の意味・読み・例文・類語

かみむすひ‐の‐かみ【神皇産霊神/神産巣日神】

後世「かみむすびのかみ」とも》日本神話で、天地開闢かいびゃくのとき、高天原たかまがはらに出現した神。天御中主神あまのみなかぬしのかみ高皇産霊神たかみむすひのかみとともに造化三神の一。生成霊力をもつ神で、兄神たちに謀殺された大国主命おおくにぬしのみことも、この神の力で蘇生したという。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android