精選版 日本国語大辞典 「造寺使」の意味・読み・例文・類語 ぞうじ‐しザウジ‥【造寺使・造寺司】 〘 名詞 〙 奈良・平安時代、寺院の造営・営繕・造仏のために臨時に設置された役所。寺院ごとに造東大寺司、造興福寺仏殿司、造東寺司などと呼ばれるものの総称。[初出の実例]「天皇二年歳次癸酉十二月壬午朔戊戌、造寺司小紫冠御野王、小錦下紀臣訶多麻呂二人任賜」(出典:大和正暦寺所蔵文書‐天平一九年(747)大安寺伽藍縁起并流記資財帳) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例