造木(読み)ミヤツコギ

デジタル大辞泉 「造木」の意味・読み・例文・類語

みやつこ‐ぎ【造木】

ニワトコ古名。〈和名抄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「造木」の意味・読み・例文・類語

みやつこ‐ぎ【造木】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物にわとこ(接骨木)」の古名。
    1. [初出の実例]「君が行き 日(け)長くなりぬ 山たづの 迎へを行かむ 待つには待たじ〈ここに山多豆と云へるは、是れ今の造木なり〉」(出典古事記(712)下・歌謡)
  3. 植物「ねずみもち(鼠黐)」の古名。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「造木」の解説

造木 (ミヤツコギ)

植物。接骨木の古名

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android