造石村(読み)つくりいしむら

日本歴史地名大系 「造石村」の解説

造石村
つくりいしむら

[現在地名]甘楽町造石

北境をかぶら川が東流し、白倉しらくら川が東南境から東境を北流、東は多胡たご片山かたやま(現多野郡吉井町)、南は金井かない村と接する。寛永二年(一六二五)「作石村」一五六石が長谷川久三郎に、九五石が倉橋内匠助に与えられた(記録御用所本古文書)。寛文郷帳に村名がみえ幕府領と旗本倉橋領の二給。江戸後期の御改革組合村高帳では旗本筒井領。安永六年(一七七七)の年貢割付状(松浦文書)によると田一七町余・畑一九町七反余、納合米七九石余・永三八貫文余。慶応四年(一八六八)の村明細帳(長岡文書)によれば田一七町のうち八町で麦との二毛作を行っている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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