甘楽町(読み)かんらまち

日本歴史地名大系 「甘楽町」の解説

甘楽町
かんらまち

面積:五八・四五平方キロ

県の南西部、甘楽郡東端に位置し、北から西は富岡市・下仁田しもにた町、南は藤岡市、東は多野たの吉井よしい町に接する。南部は稲含いなふくみ(一三七〇メートル)を主峰とする山岳地帯、中央部は小幡おばた丘陵扇状地が続き、北部はかぶら川沿いの平坦な河岸段丘面がひらける。稲含山に源を発する同川支流の川は南部の開析谷を東流し、中央部を北東流して富岡市に至る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「甘楽町」の意味・わかりやすい解説

甘楽〔町〕
かんら

群馬県南西部,鏑川中流右岸の河岸段丘上にある町。 1959年小幡町新屋村,福島町の一部が合体して発足。中心集落の小幡は南北 600mの街村。養蚕が盛んであったが,近年ではキュウリナスなどの野菜栽培や養豚酪農に移行しつつある。上信電鉄と国道 254号線が通じ,富岡市,高崎市との関係が深い。面積 58.61km2人口 1万2491(2020)。

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