造船関連産業(読み)ぞうせんかんれんさんぎょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「造船関連産業」の意味・わかりやすい解説

造船関連産業
ぞうせんかんれんさんぎょう

船舶の材料や部品を製造する産業の総称。船舶は,(1) 船舶建造に直接必要な原材料 (鉄鋼,非鉄金属,木材セメント溶接棒塗料) ,(2) 主機,補機,艤装品など,約2万種に上る部品から成っており,この大部分造船工業によって造船関連産業へ外注されている。広義には (1) と (2) で,機械工業鉄鋼業化学工業,木製品製造業,家具製造業など約 200種以上あるが,狭義には (2) のみで主機,補機,艤装品の製造業をいう。

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