連鎖成長(読み)レンサセイチョウ

化学辞典 第2版 「連鎖成長」の解説

連鎖成長
レンサセイチョウ
chain propagation

連鎖伝搬ともいう.連鎖反応において,連鎖伝達体(多くの場合,遊離基)が反応物質と反応して連鎖伝達体を再生することの繰り返しをいう.連鎖反応の主体をなす.たとえば,塩素水素の結合反応では,

モノマー(M)の重合反応では,

ここで,R・はモノマー遊離基もしくは連鎖開始剤からつくられた遊離基である.この連鎖成長反応により,1個の連鎖伝達体から多数の反応物質分子の反応が起こる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む