化学辞典 第2版 「連鎖長」の解説
連鎖長
レンサチョウ
chain length, sequence length
連鎖反応においては,開始反応(連鎖開始)で生成した活性種(連鎖伝達体)がある反応をすると,同じ活性種が再生されてまた同じ反応を繰り返す.このような反応は停止反応によって活性を失うまで繰り返し続くが,活性を失うまでに繰り返した反応の数を連鎖長という.また,共重合体や立体配置・規則性が異なる成分をもつ重合体の場合,同じ繰り返し単位が連続して存在する長さをユニット数で表したものを,連鎖長という.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報