進藤孝二(読み)シンドウ コウジ

20世紀日本人名事典 「進藤孝二」の解説

進藤 孝二
シンドウ コウジ

昭和期の実業家 大阪商船三井船舶社長。



生年
明治35(1902)年9月25日

没年
昭和48(1973)年9月23日

出生地
兵庫県

学歴〔年〕
小樽高等商業学校〔大正14年〕卒

経歴
三井物産船舶部に入り、昭和17年総務課長、同年船舶部独立で三井船舶が創立され、同本店総務部企画課長、審議役となり、20年営業部長、21年常務、31年専務、35年社長となった。39年政府の海運集約化政策に沿い大阪商船との合併を成功させ、大阪商船三井船舶会社が発足、初代社長に推された。42年会長。この間日本船主協会会長を兼務不況の海運業界回復に尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「進藤孝二」の解説

進藤孝二 しんどう-こうじ

1902-1973 昭和時代後期の経営者
明治35年9月25日生まれ。三井物産船舶部に入社。昭和17年三井船舶創立とともにうつり,21年常務,28年世界一周航路を創始。35年社長に就任。39年海運再建のため住友系の大阪商船と合併して大阪商船三井船舶を発足させ,初代社長となる。42年会長。昭和48年9月23日死去。70歳。兵庫県出身。小樽高商(現小樽商大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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