逸史(読み)イッシ

デジタル大辞泉 「逸史」の意味・読み・例文・類語

いっ‐し【逸史】

正史に書き漏らされている史実。また、それを記した書物。「日本逸史

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「逸史」の意味・読み・例文・類語

いっ‐し【逸史】

[1] 〘名〙 正史には書かれていない史実。また、それを記録した歴史
[2] 江戸中期の史書大坂の儒者中井竹山の著。一三巻。天明年間(一七八一‐八九)に成立。徳川家の歴史、家康業績などを論述したもの。

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