遊星よりの物体X

デジタル大辞泉プラス 「遊星よりの物体X」の解説

遊星よりの物体X

1951年製作のアメリカ映画原題《The Thing from Another World》。宇宙から飛来した謎の生命体恐怖を描くSFホラー。監督:クリスチャン・ナイビー、出演:マーガレット・シュリダン、ケネス・トビー、ロバート・コーンスウェイトほか。1982年にリメイク版『遊星からの物体X』が作られた。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の遊星よりの物体Xの言及

【SF映画】より

…その製作を知ったB級映画専門のリッパート・プロが3週間で撮り上げ,ひと足お先に封切った便乗映画《火星探険》も,わずか9万4000ドルの製作費で100万ドルの興収を上げた。これが口火となって各社こぞってSFに取り組み,RKOが恐怖の侵略型宇宙人(インベーダー)物《遊星よりの物体X》(1951),フォックスが核戦争の愚かさをさとす友好型宇宙人物《地球の静止する日》(1951),モノグラムが二色方式シネカラーによる安手の宇宙物《火星超特急》(1951),パラマウントがG.パル製作のテクニカラー特撮による破滅物《地球最後の日》(1951)を作り,いずれもヒット。53年には年間27本の長編が作られるに至った。…

※「遊星よりの物体X」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android