遊離核分裂(読み)ゆうりかくぶんれつ(その他表記)free nuclear division

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「遊離核分裂」の意味・わかりやすい解説

遊離核分裂
ゆうりかくぶんれつ
free nuclear division

自由核分裂ともいう。細胞質分裂を伴わずに核分裂のみが行われるもの。その結果として多核細胞が形成されるが,そのあと一度に核の間に隔壁が形成されて多数の細胞に分れる。裸子植物の胚形成,種子植物の胚乳形成,緑藻類のシーノサイト類 (いわゆる管状藻類) の栄養体,非細胞性変形菌類の栄養体である変形体などでみられる。昆虫の卵割の初期の過程もこれに相当する。

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