遊離核分裂(読み)ゆうりかくぶんれつ(その他表記)free nuclear division

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「遊離核分裂」の意味・わかりやすい解説

遊離核分裂
ゆうりかくぶんれつ
free nuclear division

自由核分裂ともいう。細胞質分裂を伴わずに核分裂のみが行われるもの。その結果として多核細胞が形成されるが,そのあと一度に核の間に隔壁が形成されて多数の細胞に分れる。裸子植物の胚形成種子植物の胚乳形成,緑藻類のシーノサイト類 (いわゆる管状藻類) の栄養体,非細胞性変形菌類の栄養体である変形体などでみられる。昆虫卵割初期過程もこれに相当する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む