運命論者(読み)ウンメイロンジャ

デジタル大辞泉 「運命論者」の意味・読み・例文・類語

うんめいろんじゃ【運命論者】

国木田独歩小説。明治35年(1902)発表。それと知らずに異父妹と結婚してしまった男の苦しみを描く。

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精選版 日本国語大辞典 「運命論者」の意味・読み・例文・類語

うんめいろん‐じゃ【運命論者】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 運命論を信奉する者。
    1. [初出の実例]「僕は運命論者(ウンメイロンジャ)ではありません」(出典運命論者(1903)〈国木田独歩〉二)
  2. [ 2 ] 小説。国木田独歩作。明治三六年(一九〇三)発表。運命に翻弄される人間を描き、人力の及ばない運命観を示した。

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